映画「スノーホワイト」

白雪姫を題材にしたファンタジィ映画「スノーホワイト」を観ました。

観る前に抱いていたイメージと微妙に違った印象でしたね。もう少しグリム童話の雰囲気を感じさせてくれる作品かと思っていましたが、白雪姫の重要アイテムの魔法の鏡はあまり活躍しないし、結婚して王妃になって直ぐ国王を暗殺して国を乗っ取るのなら、物語のベースは白雪姫である必要もないように思います。

ただ邪悪な女王ラヴェンナを演じたシャーリーズ・セロンはキレイでした。でもここまで美人だと、スノーホワイトはもっとキレイという言葉に信憑性が感じられない。スノーホワイト役のクリステン・スチュワートも美人ではあると思いますけど、シャーリーズ・セロンと比べちゃうとね・・・。

妖精が出てきたり、スノーホワイトが何だかジャンヌ・ダルクみたいだったし、今まで白雪姫を題材にした映画はいくつか作成されていますけど、個人的には今ひとつと言った感じです。

別にアクション・ファンタジィにしたのが悪いとは思わないけど、だったらラヴェンナはもっと単純に怖くて悪い魔女として描いた方がスッキリします。邪悪な魔女になった原因があるように描かれている割には、その辺りの描写は極めて少なくてピンと来ない。

全体的に全てにおいて中途半端な作品でした。


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