坂東三十三ヶ所観音霊場巡り その10

 坂東三十三ヶ所観音霊場巡り、十九番札所を飛ばして、今日は益子にある二十番札所、獨鈷山西明寺(益子観音)に参拝して来ました。丁度益子では陶器市が開かれていて、天気もよく賑やかな日でした。

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●第二十番札所 獨鈷山西明寺 拝観料 なし

 JRの東北本線小山駅からJR水戸線に乗り換えて下館に行きます。下館-茂木間を走る真岡鉄道で益子に行きますけど、この区間は休日はSLが走っている区間。せっかく行くのだからと、事前に整理券をJRのみどりの窓口で買っておきました。SLに乗る料金は一律で500円です。(乗車券は別)


  天気も良かったし鉄道マニアの方や家族連れの方が多かったですね。

 下館には発車の30分程前に着いたのですが、真岡鉄道への乗り換えがちょっと分かりづらい感じ。駅自体はJRと真岡鉄道はつながっているのですが、一度JRの精算を終わらせてから、別途真岡鉄道の乗車券を買う必要があります。またJRから真岡鉄道に乗り換える乗客が列を作っていましたが、この列はSLではなく普通の電車に乗る人で、SLに乗る人の乗車位置はもっと進行方向の先の方でした。


 10:36下館発で益子に11:34に到着。少し早いけど、益子は陶器市で混んでいるだろうと駅の観光協会の建物にあった「はぁもにぃ」という店で千円の旬菜プレートを頂きました。




 野菜をふんだんに使った定食でヘルシーな感じ。美味しかったですね。


 食事を終えてから、西明寺へ徒歩で向います。益子は観光に力を入れているようで、分かりやすい地図が置いてありました。


 まずは益子の中心地、陶器市が開かれている方に歩き、途中で右に曲がって何もない感じの田舎道を歩きます。

 いつまで歩くのかという印象でしたが、まぁ間違いないような道です。しばらく歩くと、今度は上り坂になっていき、それが段々きつくなっていきます。

 そこそこ一所懸命歩いて疲れた頃に現れる坂道が中々きつい。これも修行だと汗をかきながら歩いて行くと、やっと西明寺が見えてきてきます。





  まずは境内に入って直ぐのところにある納経所で御朱印をお願いして、それから本堂に向います。しかしこの階段がまたきつい。




 クルマで来ていれば何てことないと思いますが、小一時間、しかも途中は急な坂道を昇ってきた年寄りの身には、しんどかったですね。

 


  ふうふう言いながら登ると茅葺きの山門が見えてきて、山門の横には立派な三重塔があり、山門をくぐれば正面に本堂があります。

 益子の町中は大いに賑わっていましたが、西明寺の境内は静かで落ち着いた雰囲気。建物も茅葺きのものが多くて、歴史と風情を感じさせてくれます。閻魔堂にどことなくユーモラスな閻魔様が祀られていて良かったですね。





  帰りは下り道だったこともあって随分と楽でした。益子で陶器市を少し見て、宇都宮行きのバスに乗って帰りました。

 ただ、これは失敗だったかも。時刻表では1時間程度で着くはずが、2時間近くかかった。やっぱり陶器市を抜けるのが大変でしたね。


 まぁしかし意義な一日を過ごせた事に感謝です。





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