映画「ジャックと天空の巨人」

 映画「ジャックと天空の巨人」を観ました。

 むかし、修道士たちが魔法の豆の木を植えたところ、それが巨大化して天空に伸びていき、天空から豆の木を伝わって巨人たちが降りてくる。巨人たちは国を荒らし人間を食べ多大な損害を与えたが、巨人の心臓から作った冠を持った王が彼らを従わせ狼藉を止め、巨人たちを天空に戻した上、豆の木を切り倒して地上に平和を戻した。

 ベッドの中でそんな説話を聞いている農家の少年ジャックと城の王女イザベルを映すところから物語が始まります。そしてその10年後、伯父に引き取られたジャック(ニコラス・ホルト)は馬を売りに城に行き、そこで平民に紛れて芝居を観ていた王女イザベル(エレノア・トムリンソン)と知り合います。折しも王女の婚約者ロデリック卿(スタンリー・トゥッチ)は古の豆の種と巨人を従わせる冠を王の墓から取り出し、巨人たちを使って王国を支配しようと計画を立てていた。


 あの「ジャックと豆の木」を下敷きにした大作ファンタジィ映画といったイメージを持って観に行きましたけど、もう少し込み入った粗筋で、迫力があってスペクタルなアクション・ファンタジィに仕上がっていて面白い娯楽作です。何だか観ていて進撃の巨人と天空の城ラピュタを連想してしまいました。 

 日本語吹き替え版の2D作品を観ましたが、日本語吹き替え版だと会話が子供っぽい印象がして、ここが少し残念。あとラストが現代のイギリスに繋がっていって、素直に異世界ファンタジィで終わらせた方が良かったように思います。

 
 でもこういう作品は私は結構好きです。




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