ワールド・ウォー Z

 ブラッド・ピット主演のゾンビ映画「ワールド・ウォー Z」を観ました。

 全世界で奇病が発生し、死んだ人間がゾンビ化して人間を襲う。ゾンビに噛まれた人間は、ゾンビとして蘇り、生きている人間を襲う。

 国連の優秀な捜査官だったジェリー(ブラッド・ピット)はその技能を買われ、人間がゾンビ化する原因と思われる未知のウイルスの謎を解明しようとする細菌学者の警護と案内人を兼ねて、韓国内にある米軍基地に向かうのだが・・・。


 のっけから怒涛の勢いで人類に襲いかかるゾンビたちが登場して、ハリウッド映画らしい迫力あるアクション・シーンが展開されます。以前はゾンビといえば不死だけど動きが緩慢という印象がありましたが、最近ではそうでもなく、特にこの作品のゾンビたちの勢いはすごい。

 人間がゾンビ化して社会が壊滅状態に陥る話というと、少し前ならウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」、最近ではコミックの「アイアムアヒーロ」が印象的ですが、この作品の雰囲気もどこかそれに似ているような気がします。

 色々と疑問に思うことは多いし、「アイ・アム・レジェンド」のような奥の深さはありませんけど、そういう事を考える時間もなく展開されていく勢いがある映画ですので、単純に楽しめました。


  



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